『ゲンロンα』2020年4月〜9月 人気記事TOP10

2020年10月『ゲンロンα』はオープンから半年を迎えました。以下にご紹介するのは、開設からの半年でみなさまに人気だった記事ベスト10です。コロナウイルス感染拡大のさなかにオープンしたこともあり、コロナ禍の「新しい生活様式」の是非を問う記事が多くを占めました。また読者からの質問に東浩紀はじめゲンロンスタッフがお答えする「ゲンロン友の声」もご好評をいただいております。そんななか、まさかの「ドン.キホーテ」論もランクイン。今後も本格的かつバラエティ豊かな記事をお送りしてまいります。『ゲンロンα』をどうぞよろしくお願いいたします!

小林よしのりさん、三浦瑠麗さんと東浩紀の鼎談は、オープン当初から大きな反響を呼びました。コロナ禍を経た令和の日本で、政府と憲法、そして皇室はどのようにあるべきか。緊急事態宣言発令直前の空気を記録する、いまこそ読みたい鼎談です。

ランキング第2位はゲンロン友の声。コロナ禍で大きな話題となった、「自粛と補償」をめぐる問題について東が考えを述べています。国家と文化、そして市民社会の関係は、いまなおアクチュアルな普遍的問題です。ぜひご一読ください。

第3位には異色のドン.キホーテ論がランクイン。批評再生塾の最終課題をもとにしたこの論考は、ドンキのマスコット「ドンペンくん」を文化人類学の見地から読み解きます。著者は弊社スタッフとして、カフェレポート記事も多く手掛けています!

東による連載「観光客の哲学の余白に」。コロナ禍に広まる「コロナ・イデオロギー」を論じた回が多くの方に読まれました。アシモフのSF小説に触れつつ、身体の接触を忌避して情報の交換だけで社会を築こうとする風潮に警鐘を鳴らします。

第5位はイスラエルからのご寄稿です!同地在住の山森みかさんに、コロナ禍下におけるユダヤ教文化をご紹介いただきました。住み分けを行なっている世俗派と超宗教派を感染症はどう変えたのか。ここでしか読めないレポートです。

第6位以下も、革命家・外山恒一さんと東の対談、石田英敬さんと東のフーコーをめぐるイベントのレポートなど、コロナ禍と政治をめぐるトピックが人気でした。感染症のパニックのなかで、文化的な生活をどのように守るのか。上位5記事とあわせてぜひお読みください

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