ゲンロンβ32|編集長=東浩紀

2018年12月28日[金]発行

  • 1|東浩紀 運営と制作の一致、あるいは等価交換の外部について 観光客の哲学の余白に・番外編 #37
    「運営の思想」と「制作の思想」の関係はどのようにあるべきなのか。ゲンロンを支える原理が語られています。
  • 2|沼野恭子 つながりロシア 第4回 ふたつの極に引き裂かれる胃袋――ロシアの食文化について #37
    ロシアの食文化にはつねに二元論的な現象が見られる。文学研究者の沼野恭子さんが、ロシア文学の描写や自身の体験をもとに、その食文化にひそむ対立を綴ります。
  • 3|土居伸彰+吉田寛+東浩紀 反復性と追体験――触視的メディアとしてのゲーム/アニメーション(前) #37
    現代におけるメディアとしてのゲームの可能性を探求する豪華鼎談。東が提示した「触視的平面」の議論を、「反復」と「追体験」をキーワードに展開します!
  • 4|吉田雅史 アンビバレントヒップホップ 第16回 『ギャングスタ・ラッパーは筋肉の夢を見るか?』 #37
    「ギャングスタを演じるラッパーたちは、筋肉という『衣装』を着こなすことを要請されるのだ」。俳優との類似性という前回のテーマを引き継ぎつつ、ラッパーたちが身にまとう筋肉の意味を探ります。
  • 5|藤城嘘 五反田アトリエからのお知らせ #37
    五反田アトリエコーナーでは、新芸術校グループCの展示「まさにそうであることの嚥下」と杉本憲相・堀江たくみ・宮下サトシによるグループ展「わたしはお皿に落書きをしません。」を紹介しています!

表紙写真:12月22、23日に行われたゲンロン総会での小松理虔さんと石戸諭さんによるトークイベント。小松さんの持参した福島の地酒が振る舞われ、会場には多くの人が集まった。撮影=編集部</p>

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