東浩紀エッセイ「噓つきにも詐欺師にもならずに──『一般意志2.0』について」──『新潮 2022年1月号』掲載

シェア
ゲンロンα 2021年12月21日 配信
『新潮 2022年1月号』に、東浩紀のエッセイ「噓つきにも詐欺師にもならずに──『一般意志2.0』について」が掲載されています。

10年前の自著『一般意志2.0』の中で、情報技術が政治と人間を変えることを夢見た東は、本書を読み返しながら、2010年代にSNSは政治を変えられず、シンギュラリティなどの「大きな物語」ばかりが増幅したと振り返ります。

それでもなお、現実を直視し続けながら夢を語ることを諦めないといい、「人間の絶対的な愚かさを前提にして、『一般意志2.0』の夢を再起動すること。最近はそんなことばかりを考えている」と結んでいます。

ぜひお手にとってご覧ください。






東浩紀『一般意志2.0――ルソー、フロイト、グーグル』(講談社文庫)
https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000212243

掲載誌(『新潮 2022年1月号』、新潮社)
https://www.shinchosha.co.jp/shincho/backnumber/20211207/
    コメントを残すにはログインしてください。