【展覧会情報】弓指寛治 個展「マジック・マンチュリア」が4月30日(土)まで東林間の「スペースくらげ」で開催中

ゲンロンα 2022年4月14日 配信

アーティスト・弓指寛治さんによる個展「マジック・マンチュリア」が、東林間のギャラリー「スペースくらげ」にて開催中です。
本展は、昨年1月に開催された「マジック・マンチュリア(導入)」の続編にあたる展示となります。

会期は4月30日(土)までです。ぜひ足をお運びください。

また、本展の解説、弓指さんへのインタビュー、満蒙開拓の歴史と参考資料等を掲載した『マジックマンチュリア新聞』(ナナルイ)が、展覧会会場とナナルイのWebショップで販売されています。あわせてご覧ください。

弓指寛治
《張作霖》2022年

 

弓指寛治
《開拓移民》2022年

 

弓指寛治
《パシナのレール》2020年

 

弓指寛治
《東宮鐡男》2022年

【アーティストより】

2021年にGINZA SIX蔦屋書店で開催した個展「マジック・マンチュリア」の続編にあたる展覧会です。

第二次世界大戦中、日本の青少年(主に農家の次男・三男など)を渡満させ半農半兵で北満地域に大量入植していくという国策が「満蒙開拓青少年義勇軍」なんですが僕の祖父はそれで満洲に行っていました。

当時の義勇軍訓練所は茨城県・内原にあり、現在も農業実践学園という形で残っています。
そこで農業をし、図らずも戦中の祖父を追体験する形になったことでプロジェクトは始りました。それが前回の(導入)でした。
今回はその「青少年義勇軍」のアイデアを関東軍に提案し、推し進めた人物・東宮鐡男と当時満洲王と呼ばれていた軍閥・張作霖という2人にスポットをあてます。

1928年に起きた「張作霖爆殺事件」をキッカケに満洲事変が起き、やがて日中戦争、太平洋戦争へと進んでしまうのですが、東宮鐡男はその爆破スイッチを押した実行犯でもありました。
そして爆殺された張作霖という人物はどういう人だったのか、僕は全然知りませんでした。

色々な人に出会い、話を聞かせてもらったり本を読んだりした経験からその2人の断片を描き、満洲国や青少年義勇軍が現れる以前の満洲地域をそうぞうしてみたいと思っています。

今のウクライナ・ロシアの戦争と満洲を巡る約100年前の情勢は類似点が多くあると感じています。
戦争はもちろん反対で全然肯定していません。
ですがその考えと同時並行的に、当時を生きた人達や状況がどうだったのか、そんな事を考えたいなとも思っています。

 

弓指寛治 個展「マジック・マンチュリア」

会期:2022年4月9日(土)-4月30日(土)※水曜定休
時間:13:00-19:00
入場料:無料

会場:Gallery スペースくらげ
住所:〒252-0312
神奈川県相模原市南区相南1-12-11 1F
アクセス:小田急電鉄江ノ島線 東林間駅 西口より徒歩12分
URL:https://art-gallery-2086.business.site/


主催:Gallery スペースくらげ
後援:相模原市

 

【弓指寛治プロフィール】

1986年三重県生まれ。名古屋学芸大学⼤学院修了後、学生時代の友人と名古屋で映像制作会社を起業。2013年に代表取締役を辞任し上京、作家活動を開始。

<主な展覧会>
2016 個展「Sur-Vive!」オン・サンデーズ地下書店 東京
2018 個展「四月の人魚」ゲンロン カオス*ラウンジ 五反田アトリエ 東京
2019 個展「太郎は戦場へ行った」岡本太郎記念館 東京
2019 個展「ダイナマイト・トラベラー」シープスタジオ 東京
2019 「あいちトリエンナーレ2019」メゾンなごの808 愛知
2021 「マジック・マンチュリア(導入)」銀座 蔦屋書店アートウォール・ギャラリー 東京
2021 「絵画の見かた reprise」√K Contemporary 東京
2021 「VOCA展2021」上野の森美術館 東京
2021 「水の波紋展2021」山陽堂書店、岡本太郎記念館、ののあおやま 東京

<受賞>
2016 ゲンロン カオス*ラウンジ 新芸術校第1期金賞
2018 第21回岡本太郎現代芸術賞展 岡本敏子賞
2021 VOCA展2021 VOCA佳作賞 

弓指寛治Twitter:https://twitter.com/KanjiYumisashi
弓指寛治のSur-Vive!(シラス):https://shirasu.io/c/survive

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