【展覧会情報】ZOKUによる展覧会が12月21日(水)より都内2か所で開催

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webゲンロン 2022年12月8日 配信
2022年12月21日(水)から12月29日(木)まで、株式会社ゲンロン主催のアートスクール「ゲンロン新芸術校」第6期の卒業生、安藤卓児さん、大倉ななさん、田邊恵利子さんによるアート集団「ZOKU」の展覧会が、都内2か所で同時開催されます。


「私たちはZOKUに 食べられた」が江東区大島の「プライベイト」、「Inside/Out」が日本橋馬喰町の「PATH ARTS」でそれぞれ開催、入場チケットはPeatixにて販売中です。


どちらの展覧会も、是非お越しください。

 

【アーティストステイトメント】

本展は、二つの会場で同時に開催される、一対となった二つの展覧会によって構成されている。展覧会は、表と裏、内と外のように固定化された「境界」を脱構築し、私たちの精神や身体を在るべき姿へと解放することを共通のテーマとしている。


「私たちはZOKUに 食べられた」は、会場となった民家を、怪物「ZOKU」の体内に見立てて構成されている。鑑賞者は「ZOKU」に捕食され、消化されるプロセスを疑似体験する過程で、民家の内側と外側が反転したかのような奇異な空間を巡る。人間が還りたい家を生物の体内に備わる「自然」に例え、会場に設置されている無数のBOXを開封することで「ZOKU」から謎めいたコードを受けとる。


「Inside/Out」では、3名の作家が、本来は自由であるべき身体の為の衣服を合作して作る。グループ名でもある「ZOKU」の外骨格を探るかのように、それぞれの土地で制作する過程で、本来は身体の内側にある血管などのモチーフが、樹木の枝のように、衣服の外側へと広がり、会場の周辺環境を取り込みながら、内でも外でもない融通無碍な世界を形成する。


私たちは都市空間に作られた燕の巣のように、自らの内に流れる自然に従って、外の世界で拾い集めた物を交えながら作品を作る。それらは作家と鑑賞者の結び目であり、都市と自然の結び目でもある。双方が互いに食べあうことで、コード(遺伝情報)を受け渡し、変化し続ける永続的な関係性。それを循環と定義するならば、もはやそこには境界はないはずだ。


(安藤卓児)




 



【開催概要】
ZOKU 展覧会

出展作家:安藤卓児・大倉なな・田邊恵利子
会期:12月21日(水)〜12月29日(木)

主催: イマジン
文化庁「ARTS for the Future! 2」補助対象事業



 
私たちはZOKUに 食べられた

会場:プライベイト
東京都江東区大島5-25-12
都営新宿線大島駅から徒歩5分

開場時間:13:00〜19:00
※月曜休廊
ギャラリーURL:https://tokyoprivate.theblog.me/

入場料:500円
チケットURL:https://zoku1.peatix.com/

会場アクセス詳細は下記URLをご確認ください
https://tokyoprivate.theblog.me/pages/3489813/static

 

Insinde/Out

会場:PATH ARTS
東京都中央区日本橋横山町 7-19 B102
JR総武線(快速) 馬喰町駅 3番出口 徒歩2分
東京メトロ日比谷線 小伝馬町駅 1番出口 徒歩8分

開場時間:13:00〜19:00
※月曜休廊
ギャラリーURL:https://sites.google.com/view/patharts/

入場料:500円
チケットURL:https://zoku2.peatix.com/

プレスリリース

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