シリーズ最新刊『ゲンロン14』、ゲンロンショップ・Amazonで予約開始!

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webゲンロン 2023年2月22日 配信
 批評誌『ゲンロン』の最新刊、『ゲンロン14』の予約を、ゲンロンショップやAmazonで開始しました!
 今号は荒俣宏さん・鹿島茂さん・東浩紀の3名と、浦沢直樹さん・さやわかさん・東浩紀の3名による座談会2本を掲載するほか、ユク・ホイの新連載や、小説家の櫻木みわさんによる書き下ろしエッセイをはじめ、バラエティ豊かな記事が掲載されています。サイン本・送料無料キャンペーンを実施中のゲンロンショップでの購入がおすすめです!(3月27日まで)

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 写真の通り、現在編集部では最終確認の真っ最中。編集作業に携わり、「ゲンロン・セミナー」の企画も担当している大学院生チームのなかから2人に今号のおすすめポイントを聞きました。

國安のおすすめ!

『ゲンロン14』をめくってすぐ気がつくのは、ベトナムやタタール、タイなど、ふだんあまり接点のない国々が舞台になっていること。ですがもうひとつ、「ものづくり」にも光を当てていることにも注目してほしいです。たとえば、マンガ、陶芸、ヒップホップなんかがそうですね。
これは近刊の『訂正可能性の哲学』で論じられていることですが、アーレントは、デモに参加したり、政治的な意見を表明したりといったAction(活動)だけが「公共性」を司っているのではなく、Work(制作)が時間に耐えうるモノをつくることで「公共性」を支えていることを見抜いていました。
世界を知ること、世界をつくること。このふたつをめぐっていくような一冊になりました。人文知に関心のあるかたはもちろん、「ものづくり」や「制作」に携わっているかたにも読んでいただきたいです。

植田のおすすめ!

今号の目玉は、なんといっても超豪華・座談会ふたつ!
まず、荒俣宏さんと鹿島茂さんが本の収集と博物学的な知の魅力を語り尽くす、東浩紀を交えた鼎談「コレクションはタイムトラベルだ」。そして、マンガ家・浦沢直樹さんに批評家のさやわかさんと東浩紀が創作と時代の結びつきをお聞きした座談会「『さあ、描けよ』」。どちらも読むと元気が出てきます。
また、ウクライナ侵攻をゲンロン独自の角度から論じるコーナー「斜めから見る戦争」も必読です。上田洋子がロシア国内の反戦アクティビズムを、松下隆志さんが現代ロシアのヒップホップシーンを、そして櫻間瑞希さんがロシア最大の少数民族タタールの世界を紹介します。
そのほか、琵琶湖の島で暮らす櫻木みわさんや記念碑めぐりの楽しさを綴る辻田真佐憲さんのエッセイなど、おすすめしたい記事は枚挙にいとまがないのですが、詳しくはぜひ実物で。個人的には、ユク・ホイさんの新連載「惑星的なものにかんする覚書」の続きがめちゃくちゃ気になります。
 あらためて『ゲンロン14』はゲンロンショップ、および Amazonで予約受付中です。発売は3月28日、価格は2420円(税込)です。
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『ゲンロン14』をいち早く手に入れるなら「ゲンロン友の会」がおすすめ!
2022年10月から2023年9月末までの第13期「ゲンロン友の会」は、『ゲンロン14』や次号の『ゲンロン15』(2023年9月刊行予定)のほか、弊社刊行物のなかからお好きな1冊がもらえる「選べる単行本」サービスなど、さまざまな特典があります! また、今ゲンロン友の会にご入会いただいた方には、『ゲンロン14』を書店発売に先駆けて、3月20日頃から発送予定です。標準コースの年会費は年会費13,200円(税込)。ほかサービスの詳細はこちらをご覧ください。
 



さらに3月18日開催のゲンロン友の会総会でのお受け取りも!
ゲンロン友の会の会員さまで、3月18日開催のゲンロン友の会第13期総会にお越しいただける方には、3月10日(金)正午までに専用のフォームからのお申込みで、『ゲンロン14』の現地でのお受け取りが可能です。
もちろん、まだ会員でない、という方も今からご入会いただいても間に合います!(フォームの案内などは人力でお送りしているので、3月8日(水)ごろをめどに入会をいただけますと幸いです。)総会のチケットとセットで1000円割引になるキャンペーンも実施中。この機会にぜひゲンロン友の会へのご入会・総会へのご来場もご検討ください。

ゲンロン友の会第13期総会「人間復活」について、詳しくはこちら




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