ゲンロン ひらめき☆マンガ教室 第5期の最優秀賞である 「ゲンロン ひらめき☆マンガ大賞」第5回受賞者が決定しました!

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webゲンロン 2023年4月5日 配信



2023年3月11日(土)、第5回「ゲンロン ひらめき☆マンガ大賞」(主催:株式会社ゲンロン)の公開講評会が開催され、受賞者を下記のように決定しました。


第5回 ゲンロン ひらめき☆マンガ大賞
かわじろう「下戸のソウルフード」(16頁)

https://school.genron.co.jp/works/manga/2022/students/jirooo/28943/
※作品はウェブ上で公開されており、どなたも無料でお読みいただけます。

〈ゲンロン ひらめき☆マンガ教室〉第5期は、2022年4月〜2023年3月の通年講座として開催されました。今期は、課題を提出し講評を受ける制作コースが30名、講義を聴くのみの聴講コースが37名、前期最優秀者の特待生が1名、合計で68名の受講生が参加しました。1年のあいだ、制作コース生はほぼ毎月に1度のペースで課題作品をウェブ上に発表し、物語評論家・マンガ原作者で〈ゲンロン ひらめき☆マンガ教室〉主任講師のさやわか氏と、プロのマンガ家ら第一線で活躍する各回のゲスト講師陣が、講評と指導を行ってきました。 最終課題の講評会は第5回「ゲンロン ひらめき☆マンガ大賞」選考会と題し、YouTubeで無料配信されるなか行われました。選考委員は、主任講師のさやわか氏、マンガ家の武富健治氏、コラムニストのブルボン小林氏、編集者の山本侑里氏の4人が務めました。また、複数の現役編集者にも事前に配点と審査に加わっていただきました。 提出された20作はいずれも良作が揃い、8時間を超える白熱の講評会となりました。大賞のほか、3作が審査員特別賞、1名が講座1年間の活動に対して贈られる特別賞を受賞しました。
〈写真左より、さやわか氏、武富健治氏、かわじろう氏、ブルボン小林氏、山本侑里氏〉
 

【第5回「ゲンロン ひらめき☆マンガ大賞」受賞者プロフィール】

かわじろう 「1992年生まれ。ひらめき☆マンガ教室受講をきっかけに、本格的にマンガを描き始めました。普段はデザインの仕事をしています。」 Twitter:https://twitter.com/cawajirooo

【第5回「ゲンロン ひらめき☆マンガ大賞」受賞作あらすじ】

「下戸のソウルフード」(16頁)
母は自動車でラーメン屋台をやっていた。私は母の中華麺が大好きだった。下戸の私にとって、お酒の代わりに自分を慰めてくれるようなソウルフード。その母が亡くなった。母以外の家族はみんな東京にいて、土地や家など処分することになった。最後に残ったのは母のラーメン屋台。「誰も乗らないし、廃車かなあ」──決めた!「これ乗って東京帰る!」  深夜の高速道路を走るラーメン屋台。募る寂しさ。ふとサービスエリアに車を停め、私は自分のために中華麺を作り出す。温もりあふれる優しいタッチで描かれる食と家族の物語。 作品URL=https://school.genron.co.jp/works/manga/2022/students/jirooo/28943/
 
■そのほかの受賞者・受賞作
【武富健治&ブルボン小林賞】谷なすび「そのパンツ僕にください」
作品URL=https://school.genron.co.jp/works/manga/2022/students/tani/28884/


【山本侑里賞】あさかたこれ太郎「さよならは夢のあとで」
作品URL=https://school.genron.co.jp/works/manga/2022/students/asakata/28968/


【さやわか賞】降原「眼差し」
作品URL=https://school.genron.co.jp/works/manga/2022/students/furuhara/28533/


【ひらめき☆特別賞】山中美容室
〈講評会の様子。写真左より、さやわか氏、武富健治氏、ブルボン小林氏、山本侑里氏〉
惜しくも選に漏れた作品も含め、提出された20作はすべてウェブ上に掲載され、無料でお読みいただくことができます。 課題作品公開URL=https://school.genron.co.jp/works/manga/2022/subjects/11/ 最終選考会の模様は、ネット中継され、現在も視聴が可能です。 URL=https://youtube.com/live/dCfHdeUym7A  

【ゲンロン ひらめき☆マンガ大賞とは】

株式会社ゲンロンが2017年より運営する〈ゲンロン ひらめき☆マンガ教室〉の最終課題として提出された短編作品を対象とした新人賞です。従来の新人賞と異なり、1年間の作家養成プログラムと個別指導を経ての授賞となるところに特徴があります。 過去の卒業生には「週刊少年サンデー」で連載『君と悪いことがしたい』の由田果氏、「少年ジャンプ+」で連載『マリッジトキシン』の原作を担当する静脈氏など、新しい才能が続々と商業媒体でデビューし活躍しています。
 

【〈ゲンロン ひらめき☆マンガ教室〉第5期 概要(※敬称略)】

・講座期間:2022年4月〜2023年3月 ・受講生数:制作コース 30名、聴講コース 37名、特待生(前期最優秀者) 1名 ・主任講師:さやわか ・センパイ(受講生のサポート)・ゲスト講師:大井昌和 ・ゲスト講師:伊藤剛、師走の翁、武富健治、鶴谷香央理、水上悟志、みずしな孝之、山口つばさ、山崎紗也夏、夢乃狸、横山了一、米代恭 ほか ・最終講評会 審査員:武富健治、ブルボン小林、山本侑里(秋田書店)、さやわか ・最終講評会 事前審査編集者:鍵田真在哉(講談社)、菅谷彩花(コアミックス)、須見武広(少年画報社)、得能裕生(KADOKAWA)、東浩紀(ゲンロン)   〈ゲンロン ひらめき☆マンガ教室〉第6期は2023年4月に開講いたします。第6期中に、受講生による課題投稿サイトの大幅リニューアルを予定しています。本講座は、マンガを学ぶ・描く・読む・語るための広く開かれたコミュニティへさらに進化します。今後の最新情報は、公式サイト、またはゲンロンスクールのSNSなどからご覧ください。 〈ゲンロン ひらめき☆マンガ教室〉公式サイト = https://school.genron.co.jp/manga/ ゲンロンスクール Twitter = https://twitter.com/genronschool
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