【展示概要】
1万円から作品を販売し、購入されると価格が上がる継続的な展覧会の第8回を開催します。
今回より新たに参加するアーティストは、田中義樹と根本祐杜です。
2人とも、彫刻学科を卒業したアーティストですが、それぞれに作品の方向性は異なります。
田中の原点は高校時代に始めた演劇で、現在発表している物語性を帯びた彫刻やインスタレーション、喜劇ともいえるようなコントにも影響を及ぼしています。どの作品にも、自らと世界に真摯に向き合う作家の等身大の人間味が感じられます。
一方、根本は人間を描き続けます。それは図像として用いるということだけにとどまりません。蚤の市で見つけた並々ならない思いを感じた造形物を作品に配置するなど、人間の行為や、存在を作品に込めます。
「NITO」では連続する2回の展覧会で購入されなければ、参加を終了するという取り決めがあります。回数を重ね、初回から参加している作家は内田涼、鄭梨愛の2人となりました。本展ではどうなるのでしょうか。
現代アート作品を購入してみたい方も、アーティストの本気の取り組みをご覧になりたい方も、会場に是非お立ち寄りください。
今回、ウェブサイトではハイライトのみを掲載し、各作品の詳細情報は公開いたしません。Instagram等のSNSでは引き続き発信いたします。
会期:2021年11月19日(金)-12月13日(月)
※会期中の金、土、日、月、祝日のみ営業
開館時間:11時-19時
入場料:無料
会場:「アート/空家 二人」
住所:東京都大田区蒲田3丁目10-17
京浜急行 梅屋敷駅 徒歩6分、京急蒲田駅 徒歩8分、JR・東急蒲田駅東口 徒歩13分
※道幅が狭いため、車でお越しの際は近くに駐車をお願いいたします。
WEB:https://nito20.com
【出展作家】
内田 涼、倉知 朋之介、迫 鉄平、敷地 理、鈴木 諒一、田中 義樹、鄭梨愛、中路 景暁、根本 祐杜
UCHIDA Ryo, KURACHI Tomonosuke, SAKO Teppei, SHIKICHI Osamu, SUZUKI Ryoichi, TANAKA Yoshiki, CHONG Riae, NAKAJI Hiroaki, NEMOTO Yuto