再公開の10番組が決定!「あなたの一票で決まる! シラスざんまい2022-2023」(2023年1月9日まで)

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webゲンロン 2022年12月28日 配信
年末年始に、公開を終了した番組の中から選りすぐりの番組を一挙公開する「シラスざんまい」。
今年はその番組をみなさんの投票をもとに決めよう!ということで、「あなたの一票で決まる! シラスざんまい2022-2023」を行いました。
たくさんの応募やリクエストをいただき、ありがとうございました。
みなさんからのご意見をもとに、再公開の10番組が決定しました!



2022年12月29日~2023年1月9日までの期間限定キャンペーンです。
気になる番組や、見逃していた番組を一気見できる貴重な機会。年末年始のおともに、ぜひご覧ください!



シラスざんまいキャンペーンで再公開中の動画は、こちらのリンクからもご確認いただけます。



※シラスの「ゲンロン完全中継チャンネル」月額会員の方、再公開された番組を過去に単独購入されている方は、各番組を追加料金なしでご覧いただけます。




■再公開される番組のご紹介

1.哲学にとって愚かさとはなにか――原子力と中動態をめぐって【『ゲンロン11』刊行記念】|國分功一郎×東浩紀(2020/10/27)


【概要より】東浩紀による『ゲンロン11』の巻頭論文「悪の愚かさについて2、あるいは原発事故と中動態の記憶」。同論考は國分功一郎氏の『中動態の世界』と『原子力時代における哲学』を重要な参照項としつつ、「加害の無意味さ」を記憶することの重要性を訴えている。同論考を読んだ國分氏から申し出をいただき、ふたりの対談が実現した。対談は約3年ぶり。[……]

イベントレポートは標準語関西弁の2つ。そして、ダイジェスト動画はこちらから。



2.写真とマンガ、または視点と人称のクリエイトについて――『新写真論』『ゲンロン11』 をめぐって【ニッポンのマンガ #9】|大山顕×大井昌和×さやわか+東浩紀(2020/12/2)


【概要より】批評家・さやわか氏とマンガ家・大井昌和氏による「ニッポンのマンガ」シリーズ第9弾は、『新写真論』の大山顕氏とのコラボレーション企画!『新写真論』は、スマホとSNS時代の写真論として、刊行から半年を過ぎてもなお反響を呼び続けている。写真は激変のまっただ中にある。それは、われわれの世界のとらえ方や文化のあり様にも影響を及ぼしている。同書でも、スマホが日常化した現代において、物語における人称の問題、登場人物の視点の問題がどのように変容しているのかを鋭く考察している。好評販売中の『ゲンロン11』では、さやわか・大井両氏が参加した小特集「『線の芸術』と現実」が注目を集めている。[……]

ダイジェスト動画はこちらから。



3.平成の鬱と新しい知性の実践――『ゲンロン戦記』刊行記念|與那覇潤×東浩紀 司会=石戸諭(2020/12/19)

【概要より】東浩紀は2010年に、「知」を社会にひらく新たな空間を目指してゲンロンを創業しました。それから10年、現在ゲンロンは、思想誌や書籍の刊行、カフェの運営、動画配信プラットフォーム「シラス」の開発など、幅広い事業を展開しています。しかし、その道のりは苦難の連続でした。12月に中公新書ラクレから発売となる『ゲンロン戦記』は、東が、哲学の実践を目指すなか、中小企業の経営者として遭遇した予期せぬ失敗やトラブルを記した奮闘記です。2018年末には、体調を崩してゲンロンの代表を退いてもいます。歴史学者の與那覇潤さんもまた、この数年、予期せぬ苦難と向き合いつつ、知性とはなにかを問い続けてきました。[……]

イベントレポートはこちら、そしてダイジェスト動画はこちらから。



4.幻影としての満洲を描く――『マジック・マンチュリア(導入)』展開催記念|辻田真佐憲×弓指寛治×東浩紀(2021/1/8)

【概要より】画家の⼸指寛治さんによる約2年ぶりの個展「マジック・マンチュリア(導⼊)」が、1⽉5⽇〜31⽇の期間、銀座 蔦屋書店アートウォール・ギャラリーにて開催されます。弓指さんは、実母の交通事故と自死をきっかけに、「⾃死」や「慰霊」をテーマに創作を続ける画家として知られています。1980年代のアイドル・岡田有希子の自死を主題とした《Oの慰霊》(第21回岡本太郎現代芸術賞・敏⼦賞を受賞)や、2011年に6人の児童が犠牲になった交通事故を扱った《輝けるこども》(あいちトリエンナーレ2019出展)など、丹念なリサーチと繊細でありながら意欲的に取り組む表現は、発表のたびに話題を呼んでいます。[……]

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5.ダイエットという幻想、あるいは愛とルッキズムの現代文化論|磯野真穂×さやわか(2021/2/2)

【概要より】なぜ「やせたい」と思うのだろうか。美しくなりたいから? 健康になりたいから? モテたいから? やせている人は自己管理ができ能力が高いから?(太っている人は自己管理ができずにだらしないから?)人類学者の磯野真穂氏は『ダイエット幻想』『なぜふつうに食べられないのか』などの著書を通して、食べることと、からだと社会との関係を考察し続けている。「美しく、健康なからだ」は時代や地域によって大きく異なる。糖質制限など、一見「科学的」とされるダイエットも、必ずしも「正しい」とは限らない。[……]

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6.『風と共に去りぬ』とアメリカ|鴻巣友季子×東浩紀×上田洋子(2021/3/12)

【概要より】風と共に去りぬ』といえば、ほとんどのひとがヴィヴィアン・リーとクラーク・ゲーブルという美男美女のスター主演によるハリウッド映画の名作を思い浮かべるのではないでしょうか。マーガレット・ミッチェルによる原作の小説(1936年)は10年の歳月をかけて執筆され、刊行翌年にはピューリッツァー賞も受賞した大作です。しかし、日本では翻訳の難解さもあり、映画やミュージカルのヒットの陰で、近年はさほど読まれていなかった感があります。
 2015年、初版から80年を前に、新潮文庫(鴻巣友季子訳)と岩波文庫(荒このみ訳)と、相次いで新訳が刊行されました。2018年には鴻巣氏による『謎解き「風と共に去りぬ」』が出版され、精緻な作品分析に基づく大胆かつ新しい読みが提示されることになります。本イベントでは、新潮文庫版の翻訳者である鴻巣氏をお迎えし、ゲンロンの東浩紀、上田洋子が聞き手となって、同作の魅力と現代性を探ります。[……]

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7.『異常論文』から考える批評の可能性——SF作家、哲学と遭遇する|小川哲×樋口恭介×東浩紀(2021/11/10)

【概要より】SF作家の小川哲さんと樋口恭介さん、批評家・作家の東浩紀によるトークイベントを配信します。樋口さんが編著をつとめた『異常論文』(ハヤカワ文庫JA)の刊行記念イベントです。
【樋口恭介さんからのイベント紹介】異常論文とは言うまでもなく小説であって論文ではありません。しかし、もちろんそれを単に普通の小説と呼ぶこともできません。論文も小説も制度的なものであって、そこには明示的にも暗黙的にもいくつかのルールがあり、それらのルールから外れるものは、論文であるとも小説であるとも見なされにくい傾向があります。けれど私はそういうものに魅力を感じていた。だから居場所を与えたかった。[……]

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8.生存と不確実性の経済——スケールしないお金の話|小川さやか×東浩紀 司会=福冨渉(2021/11/25)

【概要より】『ゲンロン12』刊行記念イベント第5弾は、特集「無料とはなにか」に寄稿いただいた小川さやかさんをお招きし、東浩紀との対談をお届けします。小川さんは、「マチンガ」と呼ばれるタンザニア人行商人のフィールドワークをタンザニアと香港で続けている気鋭の人類学者。2019年に刊行された『チョンキンマンションのボスは知っている』は、河合隼雄学芸賞と大宅壮一ノンフィクション賞を受賞し大きな話題になりました。小川さんが注目しているのは、グローバル化しスケール化するプラットフォーム資本主義とはまったく逆の性質をもつ、属人的で流動的でありながら、一定の信頼関係を生み出す「インフォーマル経済」のあり方です。『ゲンロン12』の論文「反自動化経済論」では、プラットフォーム資本主義が監視社会化につながる危険を指摘しつつ、それを逃れる道のヒントをマチンガたちの実践やデリダの贈与の観念に求めています。[……]

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9.うわさがつくる真実――『つけびの村』と『問題の女』が拓いた声のノンフィクション|高橋ユキ×平山亜佐子×上田洋子(2022/4/3)

【概要より】平山亜佐子さんと高橋ユキさん、ふたりのノンフィクション作家をお招きし、ゲンロンの上田洋子がお話を伺います。キーワードとなるのは「うわさ」です。昨年10月に刊行された平山亜佐子さんの『問題の女』(平凡社)は、明治末期に新聞の三面記事にしばしば登場した女性、本荘幽蘭の生涯を描いている本です。[……]

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10.なぜ脳を語るのかーー唯脳論、脳化社会、クオリア」【モギケンカフェ #4】|養老孟司×茂木健一郎(+東浩紀)(2022/5/8)

【概要より】脳科学者の茂木健一郎氏がホストを務める、極上のトークイベントシリーズ「モギケンカフェ」が1年ぶりに帰ってきました!第1弾では元内閣総理大臣の鳩山由紀夫氏、第2弾では元陸上メダリストの為末大氏、第3弾では将棋棋士で国民栄誉賞を受賞した羽生善治氏と錚々たるゲストをお招きしました。茂木氏とゲストの気心を知り合う間柄ならではの打ち解けたトークにくわえて、後半からは東浩紀も参加して、いずれもおおいに盛り上がりました。1年ぶりとなる待望の第4弾は、解剖学者で東京大学名誉教授の養老孟司氏がゲンロンカフェに初登壇。著書『バカの壁』は450万部を超えるベストセラーとなり、2003年の新語・流行語大賞、毎日出版文化賞特別賞を受賞しました。そのほか多数の著書執筆、メディア出演や講演など、幅広い精力的な活動で知られています。[……]

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