<友の会入会者の声>
第6期から友の会に参加させていただいております。ニコ生ゲンロンチャンネルまたはVimeoで「アートは沖縄で何を見てきたか」、「琉球独立論は何を夢みるか」の配信予定は今後ございますでしょうか?最近東さんが何度か沖縄のイベントについて言論されているのを見て興味を持ったのですが、残念ながらすでに配信期間が終了しておりました。また、友の会特典としてニコ生やVimeoでのアーカイブ課金に対する割引などがあればとても嬉しいです。東京に在住ですが子供が小さいため直接足を運ぶことが難しく、最近はもっぱら個別にチケットを購入してニコ生での視聴になっております。ゲンロンカフェのイベントは世界には他にはないコンテンツやテーマで溢れており、今後も応援したいと思っています。子供が大きくなればまた直接会場に足を運びたいと思っています。
沖縄イベントの再放送や動画公開については、諸事情を考慮して検討中です。申しわけありません。あと、友の会特典としてのニコ生/Vimeoへの割引!これはみなさんご希望されていて、弊社としてはじつはぜひ行いたいのですが、とても難しいのです。そのようなサービスを実現するためには、友の会の個人情報(メアドやニコニコ動画IDなど)を、弊社とドワンゴさんやVimeoの運営会社さんのあいだで共有する必要が出てしまうからです。ぼくたちは、会員のみなさんがいつニコ生やVimeoを見ているのか知ることができません。不便といえば不便なのですが、他方、プライバシー保護のためにはやむを得ないことかと思います。というわけで、なにとぞ現状で楽しんでいただければ・・。かわりに友の会のサービスを充実させるようにがんばります!(東浩紀)
1971年東京生まれ。批評家・作家。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。株式会社ゲンロン創業者。専門は哲学、表象文化論、情報社会論。著書に『存在論的、郵便的』(新潮社、第21回サントリー学芸賞 思想・歴史部門)、『動物化するポストモダン』(講談社現代新書)、『クォンタム・ファミリーズ』(新潮社、第23回三島由紀夫賞)、『一般意志2.0』(講談社)、『ゲンロン0 観光客の哲学』(ゲンロン、第71回毎日出版文化賞 人文・社会部門)、『ゆるく考える』(河出書房新社)、『ゲンロン戦記』(中公新書ラクレ)、『忘却にあらがう』(朝日新聞出版)ほか多数。
沖縄イベントの再公開、活字化を希望いたします。
辺野古の問題がふたたび注目をあつめていますが、批評的な深みのある議論にふれる機会となるとおもいます。
『琉球独立論は何を夢みるか』では東氏が「本土の人間は沖縄を同胞と思っているか」の論点に立ち、たいへん本質的な言及をしたと聞きました。
「諸事情」があるとのことで、実現は難しいかもしれませんが、東氏の沖縄論をいつか聞けることを望んでおります。